2018年07月7日
みなさん、こんにちは!
徳島県吉野川市鴨島町の鴨島坂口鍼灸整骨院です。
今回はむくみについてのお話をしたいと思います。
「夕方になると、足がむくんでしまう…」という方、いらっしゃいませんか?
では、その原因は何なのでしょうか?
むくみはなぜ起こってしまうのでしょうか?
【むくみとは】
細胞と細胞との間での水分が増加してしまった状態です。
むくみとは必要以上の水分がたまった状態、つまり体の循環機能の低下でおこる症状です。
循環機能の低下は、さまざまな要因でおこります。
実は悪い姿勢も、循環機能を低下させる要因のひとつです。
特に、下半身のむくみ・冷えは、悪い姿勢との間に明確な因果関係があります。
姿勢が悪い方に多いのが、お腹を突き出したような姿勢です。
これは猫背姿勢や反り腰など悪い姿勢のほとんどに当てはまることです。
お腹を前に突き出すと、下半身は前に引っ張られます。
その結果、そのまま前に倒れないように下半身の筋肉、特に太ももとふくらはぎが緊張するのです。
下半身の筋肉の緊張は、筋肉内部の血管をぎゅっとつぶしてしまい、血管を締め付けることとなり、
循環機能を低下させる原因となります。
悪い姿勢が原因でむくみ・冷え性にになっている方は前屈のストレッチが苦手なことが多いのです。
これは、ふくらはぎなど下半身の筋肉が硬いため、体が前に曲げづらいことが多いのです。
では、なぜ下半身、特にふくらはぎの筋肉が硬くなると循環機能が下がってしまうのでしょうか?
身体中循環機能の中心である血液循環において、全身に血液を送っている器官は、みなさんご存知の通り心臓です。
心臓が頭の先から足の先までの血液を送っています。
では心臓に血液を戻すときはどうするのでしょうか。
実は筋肉がポンプのような役割をして心臓に血液を送り返しているのです。
この時心臓から一番遠く、重力にも逆らわなくてはならない足先の血液を送り返すときに
活躍するのが「ふくらはぎ」です。
このようなことからふくらはぎは“第2の心臓”とも呼ばれ、
身体の循環を保持する大切な役割をしているのです。
しかし、姿勢が悪く、下半身が前に傾くと、身体の重心が背中側のかかとに移動してしまいます。
そうなるとうまく足首が使えず、ふくらはぎが上手く動きません。
その結果、ふくらはぎのポンプ作用は低下し、むくみと冷えが起きてしまうのです。
下半身で循環機能が低下すると、全身の循環機能低下にもつながります。
姿勢を改善して下半身の循環機能を改善してあげることは、
全身の循環機能改善に必要不可欠な事です。
また、循環機能の低下は、”しびれ”に似た症状を引き起こす事がよくあります。
しびれや痛みと言ったら坐骨神経痛、肋間神経痛など
神経が原因で出るものと思っている人も多いと思いますが、
単純に下半身の緊張と循環機能の低下により、
しびれ(に似た症状)が出ている場合も多いのです
さらに「冷え性は万病のもと」とも言われ、免疫量の低下の原因となり
疲れやすい、風邪をひきやすい、食欲不振、不眠などの
体調不良を引き起こす要因とも言われています。
当院では全身の循環機能改善のため、姿勢の歪み、骨盤の歪みの改善に力を入れております。
姿勢が改善することで、筋肉をスムーズに動かすことができ、
全身の筋肉のポンプ作用の改善により、むくみ・冷え性の改善がされます。
デスクワークや長時間の立ち仕事で足がむくむ…
夏なのに足の冷えが気になって寝れない…
ふくらはぎのがよくつる…
疲れが取れない…
そのお悩みの根本的原因には悪い姿勢がある可能性が高いです!
ぜひお気軽にご相談ください‼
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※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師坂口充男が監修しています。