2018年11月10日
みなさん、こんにちは。
徳島県吉野川市鴨島町の鴨島坂口鍼灸整骨院です。
みなさんは1日どのくらいスマートフォン(スマホ)を見ていますか?
当院に来院される患者様も待ち時間などよくスマホを見られている方が多いのですが…
『その姿勢、あなたの肩こり・頭痛の原因ですよ』と
注意させていただくことがあります。
まずこのチェック項目を見てください。
□仕事がデスクワークである
□スマホやノートPC、タブレットうをよく使う
□首を後ろに倒すと痛みや違和感がある
□座っているだけなのに肩や首が凝る
□頭が締め付けられるような頭痛がする
□猫背だといわれる、または自覚がある
以上の項目にチェックが付く数が多い方は、
肩こりや頭痛の原因といわれる「スマホ首」や「ストレートネック」といわれる
首の歪みが起きている可能性が高いと考えられます。
ご自身でスマホを見る姿勢をして頂くと分かると思いますが、
スマホを見る姿勢はどうしてもうつむいたような姿勢になり、
極端な猫背になってしまうことが多いのです。
当院でも問診時必ず伝えるのですが、人間の頭って思った以上に重いのです。
体重の10分の1は頭の重さといわれ、成人の方だと4.5~5.0キロにもなります。
この重い頭を支えてくれているのが、首の筋肉です。
しかし、この首にかかる負担は4.5~5.0キロというのは頭の位置がまっすぐな状態での話です。
スマホを見るような前かがみの姿勢になると首にかかるはどんどん増えてくるのです。
例えが約30度前首がに傾くだけで、首にかかる負担は18キロに増えるといわれます。
これは5~6歳児の子供と同じ重さです。
5~6歳児が首に抱き着いた状態で生活しているのを想像してください。
どれだけ首が頑張っているか想像がつくと思います。
また、首の骨はもともと緩やかに前弯(カーブ)しています。
そのカーブにはクッション・バネのような役割となり、頭の重さの負担を軽減する役割があります。
しかし、首が前に倒れてしまうと体の構造上、首の前弯(カーブ)がなくなり、
首の骨は真っすぐな状態になってしまいます。
その状態が長時間続くと、重たい頭を支え続ける首の筋肉はガチガチに固まってしまいます。
そしていざ頭を起こしても、ガチガチになった筋肉のせいで
首の骨の前弯(カーブ)が戻らなくなり真っすぐ、つまりストレートネックになってしまうのです。
ストレートネックになってしまうと、重たい頭の負担がクッション・バネのない状態で
更に首や肩の筋肉にかかってしまい、もっと筋肉をガチガチにしてしまうという悪循環になってしまいます。
このストレートネック、肩こりはもちろんですが、自律神経に影響したり、骨盤の歪みに影響したり
様々なお身体の不具合を生んでしまいます。
ストレートネックにならないためには、普段の姿勢がとても大切です。
椅子に座ると時は、尾てい骨が背もたれに当たるように深く腰掛けること。
スマホを使う場合も、顔の高さまでスマホを持ち上げるなど、
なるべくうつむいて前傾姿勢にならないようにすることが必要です。
たかが首と侮ってはいけません。
「あなたの肩こりや頭痛などの不調のネックになっているはネック(首)、ネック」
ストレートネックかもと思った方はお早めに鴨島坂口鍼灸整骨院にご相談ください。
※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師坂口充男が監修しています。